歴史・伝記に関する推薦図書


哲学、歴史・伝記、政治・行政、経済、社会・教育、自然科学、文学・言語といった多岐に渡る領域についての推薦図書をご紹介しています。

ソースは日本の幹部公務員養成機関である人事院公務員研修所がを公表している《若手行政官への推薦図書》です。図書の推薦に協力されたのは日本を代表する識者であり、このセレクションを信頼しない理由はありません。
経営幹部に必須といわれているリベラルアーツ領域の良著をぜひご覧ください。

歴史・伝記に関する推薦図書


◆各図書に関するコメントは人事院のページより引用しています。
◆上下巻など、複数巻に分かれる書籍については最初の巻のみ掲載しました。

 

his01網野 善彦 (著)
<日本>の歴史ではない。日本社会は、これまでの歴史教育で学んできたよりもずっとダイナミックであり、かつ、多様な人々、とりわけ女性の活躍で進歩してきたことが述べられている。
離島僻地といわれる地域が、実は交通の要衝であったこと、年貢は必ずしも米にのみ現れるものではないこと、社会の構成要素としての「民=常民」は極めて多様なものであったこと、「百姓」はイコ−ル農民ではなくいろいろな職業、商売の人と理解すべきで、また、漁民、漁村などは<海民、海村>と称した方が歴史を正しく説明できる。
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his02内村 鑑三 (著)
日蓮から西郷隆盛まで5人を選び、日本人の持つ特質、良さを世界に向かって知らせようと原本は英語で書いたもので、大変な反響を呼んだ。同じ時代に同じよ うな意図で書かれ、国際的に話題となったものに岡倉天心の「茶の本(Kindle版無料)」と新渡戸稲造の「武士道」がある。これら3冊はぜひ読まれるべき本である。
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his03大谷 藤郎 (著)
本書は、ハンセン病などに係る医療行政の中枢を長年担い、患者をはじめ沢山の人々から慈父のように慕われた著者の思想と実践の書である。大部だが目を通されることをのぞむ。
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his04オルテガ・イ ガセット (著)
1920年代のヨーロッパ社会を分析して書かれたものだが、今日の日本にあてはまることの多いのに驚かされる。大衆とは何か、社会にどのような影響を与えているのか、世界を支配しているものは何か、といったことを鋭く指摘しており、必読の書である。
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his05北岡 伸一 (著)
外国と交際するとき、自国の歴史に関する知識は必要不可欠。過剰なナショナリズムや自虐意識に汚染された非学問的な著作が氾濫している中で、最も信頼できるバランスのとれた著作。手に入らない場合には、「<増補版>清沢洌:外交評論の運命」(中公新書)を勧めたい。
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his06ポール ケネディ (著)
大きな歴史の流れを史実から解説されており、その社会的特質が理解できる。
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his07高坂 正堯 (著)
巨大帝国ローマの衰亡、現代アメリカの苦悩を分析し、日本と対比するとどうなるか。現代日本の対応策を読み取ることができる。
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his08塩野 七生 (著)
ローマの歴史は、内政、外交、戦争、権力抗争など国家の政治のあらゆる面とそれを導いた多様なリーダー像を容していて、現代にも、多くの深い示唆を与えている。特にその歴史が人の物語になっていることで、なじみ易く読み易い。
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his09ウィンストン・S. チャーチル (著)
Winston Churchill, THE SECOND WORLD WAR, Abridged one volume editionの訳書、第一冊目の最初は訳文の出来もあって読みにくいのですが、終わりのあたりから劇的な展開となっていく。国家の危機的状況の中での最 高指導者の決断力、行動力、忍耐力、識見などが描かれている。
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his10デイヴィッド ハルバースタム (著)
ケネディ政権、ジョンソン政権の内情を描いたドキュメンタリーであるが、「最良の、最も聡明な人々」(マクナマラ、ラスク、ロバート・ケネディ等)が、どうして政策を誤った(ベトナム戦争の泥沼に入っていった)か、が解明されており、教訓的である。
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his11半藤 一利 (著)
いろんな機会に昭和史の断片にふれることはあるが、昭和の全時代を通じたものにふれる機会は少ない。行政官として今日に直につながる歴史を知ることは、とても大切なことであると思う。本書は、昭和通史としてわかりやすく記述している。一読することをおすすめしたい。
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his12フランクリン (著)
ベンジャミン・フランクリン(1706〜90)というと、われわれ日本人は凧を揚げて稲妻が電気であることを証明した実験を思い出す。しかし、それは彼が46歳の時で、17歳でフィラデルフィアに現われた家出少年はその頃にはすでにりっぱな経済的社会的地位を築いていた。 「フランクリン自伝」が世界の人々に愛読される所以は、むしろ電気の研究などができるような余裕を持つに至るまでの若き日の刻苦勉励ぶりであろう。自伝はとかく出世物語になりがちなものだが、「フランクリン自伝」には現代の公務員にとっても大切な教訓が数多く含まれている。彼は23歳のときに13の徳目を選んでその実行を自らに課した。そのうち、13番目の徳目「謙譲」はあとから追加したものである。彼は人間の感情の中で「自負心」ほど抑え難いものはないと気づき、高慢・不遜な態度をとらないよう努力した。謙譲を旨としてことば遣いに注意するようになってから、彼の説得力は一段と増し、商売上も公的発言の上でも非常に役に立ったと述べている。また、いきなり自己主張をすることなく、事前に雰囲気を作っておくことの重要性も説いている(彼はこの目的のために、時には自分が発行している新聞を利用した)。
フランクリンは、独立宣言、米仏同盟条約、対英講和条約、合衆国憲法という独立時の最も重要な四つの公文書に署名している。米国人のみならず世界中で尊敬の的になった賢人の自伝は、日本にとって最も重要な国といえる米国と米国人の理解のためにも必読の書といえよう。
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his13山田 済斎 (編集)
人倫の道、経国済民の責任を担う者の厳しい倫理等を説いた書。
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his14山本 七平 (著)
貞観政要は、9世紀桓武天皇の頃日本に渡来し、以後第二次大戦以前まで、日本の為政者にとって帝王学の教科書となったものである。そのことに着目した山本七平が、自己の経験を踏まえ、現代の管理者のために、その重要性を具体的に解き明かしたものである。
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his15渡辺 京二 (著)
日本の近代化、西洋化の過程で失われていった「古き良き日本」の庶民の明るさ、優しさ、思いやり、親切さ等を外国人の眼を通して描いた書。
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his16笠谷 和比古 (著)
本書は、松代藩家老恩田木工の事績を述べたものであるが、藩の財政危機を救うために、人間相互の信頼関係を基盤に改革を推進するに当たっての手法、考え方 は、現在の政治行政に多くの示唆を与えるものである。イザヤ・ベンダサンが「日本人とユダヤ人」においても、本書の卓越した内容に言及している。
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